
2016年5月3日刊行
四六判 128頁 1100円+税
ISBN978-4-904350-40-9 C0031
表紙写真:井口義友
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まえがき
〈友愛〉を基軸に活憲を 村岡 到
はじめに 〈活憲〉の広がり
第1節 〈活憲〉の意味
第2節 憲法の意義
第3節 憲法や「市民」を軽視してきた左翼
第4節 共産党の憲法認識の揺れ、確たる転換を
第5節 「立憲主義」用語の曖昧さ
第6節 〈友愛〉の定立を
つなぎに
訴訟を手段として「憲法を活かす」
──岩手靖国訴訟を振り返って 澤藤統一郎
はじめに
「憲法を活かす」ことの意味
岩手靖国訴訟の発端
「政教分離」の本旨とは
靖国問題とは何なのか
岩手靖国訴訟──何をどう争ったのか
原告らの法廷陳述から
最低最悪の一審判決
勝ち取った控訴審での違憲判断
安倍政権下特有の靖国問題
「活憲」運動としての憲法訴訟
おわりに
自民党は改憲政党だったのか
──「不都合な真実」を明らかにする 西川伸一
はじめに
第1節 党史にはどう書かれてきたのか
第2節 綱領的文書にはどう書かれてきたのか
第3節 自民党首相は国会演説でどう発言してきたのか
むすび
日本国憲法の源流・五日市憲法草案 鈴木富雄
第1節 五日市憲法草案の先駆的中身
第2節 五日市憲法草案が発見された経過
第3節 起草者・千葉卓三郎
第4節 五日市の気風と五日市学芸講談会
第5節 GHQが憲法原案作成に着手した背景
第6節 「五日市憲法草案の会」の活動
あとがき
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